パチンコ店の選び方②~換金率の違いと店舗の戦略
換金率が違うと店舗の戦略も違う
店によって換金率が違うということは、出玉を多く持っていればいるほど換金率の低いお店では得られる利益が、換金率の高いお店よりも少なくなるということになる。
同じ玉数を交換するならより多くの利益を得られた方が良いに決まっている。
換金率を知るところからお店選びは始まるが、最も重要なのは勝ちやすさである。
換金率を確認することはより高い利益を得るためではなく、勝ちやすさの基準を見つけるための手段である。
目的を忘れがちな人が多いのだが、あくまで勝つということは出玉を得るということ。台で当たりを引かなければそもそも利益を得ることができないことを覚えておいてほしい。
換金率の高いところは多くの玉を出せばそれだけお店の売り上げが減ってしまう。しかし、換金率の高さは集客に効果的である。
逆に換金率の低いところは換金率だけ見ると魅力はないがその分勝ちやすさで勝負しなければならない。
つまり、換金率の高い店舗は釘が辛く勝ちにくい台が多い。換金率の低いお店は多くの台の釘を開き勝ちやすくしているのである。
換金率の高い低いはそれぞれにメリットとデメリットがある。多くを得ても利益が少なく、利益は多くても得るのは少ない。
換金率を見るのは同じ玉でより大きな金額を得るための手段ではなく、釘の調整についての参考にするために確認する必要があるのだ。
その店舗の方針やターゲットを知ることで、どのような基準で台やタイミングを選ぶべきかがわかってくるのだ。
これらを知るだけでずいぶん違ってくるはずだ。換金率の高いお店を選んだのなら台選びは慎重でなくてはならない。換金率の低いお店であればある程度注意して見ていればいいのだ。
しかし、これだけでは店舗選びはあまりにも基準があいまいすぎる。
結局どちらを選んでも勝ちやすいが利益が低いか、勝ちにくいが利益が多いか、どちらも総額は同じのような気もする。
実はその通りである。店舗は勝ちやすくした分、支出を抑えることで利益を確保しなければならないし、交換率の高い店舗では支出が多い分勝ちにくくすることで自分の利益を確保するのだ。
では、具体的にどのような店舗を選べばいいのか。実はこの交換率を利用してうまく店舗を選ぶ方法がある。