パチンコ必勝法②~パチンコのデータと確率は関係ない
パチンコの回転数とボーナス回数にはどのような意味があるのか。
これは単純な確率の問題である。
パチンコのプレーヤーたちは何を見ているのかというと、驚くことにほとんどの人がそれほど数字を気にしていない。
単純に前日、もしくは以前のデータを見て当たりが続いている台かどうか。つまり当たりやすいかどうかを見ている。当たりやすいからこの台を打とう、最近当たっていないからこの台は今が狙い目だなどと言う具合である。
正直言ってこの行為は何の根拠もない。もし座った台が当たったとしたら偶然以外の何物でもない。
パチンコに設定はない。そして釘は毎日調整される。そして最も重要なのが、パチンコのデータは全く当てにならないということだ。
確かにデータを活用するすべはあるが、その台が当たりやすいかどうかの判断基準としては何一つヒントにはならない。
他に誤った解釈をする人もいる。データ上の回転数(アタッカーに入った回数)とボーナスの回数を見て確率がいいかどうかを判断する人のことである。
これも大きな間違いだ。
少ない回数で多くのボーナスが当たっていればそれだけ当たりやすいという単純な確率の計算によるものだが、パチンコの確率はとても複雑で簡単には出すことができない。
パチンコ台に掲げられている確率という言葉も正確ではない。
パチンコの正確な確率は学者によってかなり幅がある。それほど難しいということだ。
パチンコの確率を複雑なものにしているのはその仕組みである。ギャンブルの確率はゲームの回数と当たった回数によって決まる。いたって単純なものだ。
しかし、パチンコで言うゲーム回数とはどのことを言うのか。飛ばした玉の数か、アタッカーに入った球の数か。そして当たった回数とはどのことを指すのか。チャッカーに入った数か、ボーナスの数か、アタッカーに入った球の数か。
そして、パチンコは玉を借りる時と交換する時の値段が違う。これもパチンコの確率計算を複雑にしている要素の一つである。
パチンコは単純な確率計算ができない。
当たりやすさを見極めるのに前回、前日以前のデータはそれほど役に立たないのである。
それではどのように当たりやすい台を選ぶのか。やはり釘を見るしかない。しかし、釘の位置を数ミリ単位で記憶し見極めるのは神業に等しい。
最も基本的なテクニックではあるが、見極める方法がある。