カウンティングのやり方①
簡単にできるカウンティング技術
カウンティングの細かいやり方を説明しよう。
ブラックジャックはそのゲームの性質上、弱いカードと強いカードに分けられる。強いカードとはA、10と数えるカードのことを指す。弱いカードとは2~6のことである。
カウンティングではそれ以外のカード、7、8、9は特にカウントしない。
カウンティングでは弱いカードが多い場合、ディーラーに有利とされる。強いカードが多い場合はプレーヤーに有利となる。これは数学理論上で計算され、実証されている。
これはディーラーが17以上になるまでカードを引かなければならないというルールがあるためである。デッキの中に10が多いということはディーラーがカードを引いたときにバーストしやすくなる。
逆に弱いカードが多いときは、ディーラーがバーストしにくくなる。
カウンティングでは、これらのカードに数字を付けてカウントする。
広く普及しているやり方では、強いカードが出てきた場合を「マイナス1」とし、弱いカードが出てきたときを「プラス1」とする。弱いカードが多く出て行ったということは強いカードがデッキに残っているということなのでプラスとなる。
プラスがいくつかになったところで賭けるか、賭け金を増やすのだ。
カウンティングの基本的な方法は以上である。難しいといわれているテクニックにしては単純だろう。この基本的な方法を知らずにカウンティングは難しいから習得は出来ないとあきらめている人が非常に多い。
カウンティングが難しいとされているのは、出てきたカードを記憶し、残っているカードで考えられる配布カードの組み合わせを瞬時に予測することができないと有効な手段にはならないという先入観がある。
もちろん、世界中の素晴らしいプレーヤーの中にはこうした技術を持っているものもいるが、さすがにそれを習得するのは不可能である。
現在は本場のカジノでも機械的にカウンティングを見分ける技術も導入され、行うのは難しいテクニックとなっている。
オンラインカジノでも同様のシステムが導入されている場合があるので、注意しながら行わなければならない。
カウンティングの基本的な考え方を説明したが、実は応用もできる。そのベースとなる考え方を説明しよう。