余談~パチンコが儲かる理由
パチンコは日本を代表するギャンブルの一つだ。
勝っている人もいれば負けている人もいるだろう。中には負け知らずで、総収入がプラスになっている人もいる。
実はパチンコの期待値は日本のギャンブルにしては高く、95%以上だと言われている。ただし、パチンコの期待値の計算は非常に困難で、正確な数値を出すのは難しい。それは賭け方による。正確に言うと、他のギャンブルのように賭けるという行為ではない。玉を飛ばし、ある定められた場所に入れ、そこからルーレットを回す。期待値というのは賭けた金額の総額と利益から出すのだが、パチンコの場合それぞれの額の特定が難しいのである。
期待値の出し方が難しい理由として、もう一つ。玉の金額が違うこともその要因だ。
それを踏まえて、なぜパチンコが儲かるのかを説明しよう。カジノとは直接関係はない。余談だ。
パチンコの玉は、1玉4円で貸すのが通常である。しかし、換金する時は1玉の値段が変わる。2.5円が通常だと記憶している。借りたときの玉数と、換金する時の玉数は、同じ金額にしようとした場合、別々の数となるのだ。
これがパチンコ店が絶対に儲かる仕組みである。
パチンコ店のルールとして、玉を持ったまま移動ができないのは知っている人も多いだろう。
パチンコ店からすれば、出来るだけ4円の玉でプレーしてもらいたい。
つまりこういうことだ。玉を借りたときに出てくる玉は4円。しかし、プレーしている過程で台から出てきた玉は2.5円に金額が変わっている。台に玉を入れる時はプレーヤーとして2.5円の玉を入れる方が有利なわけだが、パチンコ店にすれば入れてほしいのは4円の玉なのである。
控除率がある以上、プレーすればするほどパチンコ店の売り上げが大数の法則に従って確定されるのは理解できると思うが、さらに貸した時の金額と換金する時の金額を変えることでより確実に、多くの利益を生める仕組みになっているのだ。
実際のプレーには何の役にも立たない情報だが、参考程度にはなっただろう。
他にも仕組みは存在するが興味があれば調べてみてほしい。
ちなみにカジノは貸し出しと換金の金額は同じである。