テクニック基本~60%法
60%法はやり方がシンプルなうえに確率が高いので多くのプレーヤーから絶大な人気がある。
ルーレットに使うテクニックでダズンベット(1~12、13~24、25~36の数字に賭ける。数字の枠下が3箇所に区切られている。配当は3倍。)、もしくはコラムベット(段に属した数字に賭ける。1段目、2段目、3段目右端に区切られたベットスペースがある。配当は3倍。)で使用する。
3分の2法とも呼ばれ、その名の通り3カ所あるベット範囲のうち2カ所にベットする。確率は単純に3分の2なので60%となるわけだ。
このベット方法、とにかくよく当たる。細かい計算や難しい予測も必要ないのですぐに実行できるのが利点だ。
私も好んでこの方法を使用していた。実際のカジノでもその効果は絶大で、私の知り合いは30万円をこの方法だけで150万円にしたという。
ベット範囲の決め方もパターンは数えられるほどしかないので難しくはない。
欠点は1度の負けを2度の勝ちで取り戻さなければいけないこと。
しかし、これはベット額を変えることで対応できる。通常この60%法は他のテクニックと組み合わせて使われている。
60%法だけではリスク回避に不十分なのだ。
利益を得るために勝ちの回数が負けの回数を上回るのは不利だ。10回勝たなければいけなくて、1回負けたら利益にならないのではテクニックとして成り立たない。1回勝てば10回負けても利益になる方が有利だ。
勝ちと負けの差に大きな差はないものの60%法もこの原理で見ると不利なテクニックだと言える。しかし、これが他の方法と組み合わせると大きな効果を発揮する。
例えばマーチンゲール法と組み合わせるとしよう。
最初に1USドルを2カ所にベットする。負ければ額を3倍にして3USドルずつベットする。場所を変えてもいいし、そのままの場所でもいい。ここで勝てば最初に賭けた1USドルの利益になる。負けるごとに3倍の額を賭けていく。
マーチンゲールはたった数回でベット額が膨れ上がる危険な賭け方だが、この60%法なら3回くらいの賭けでよく当たる。赤と黒に代表される2倍のベット範囲に賭けるよりもずっと当たりやすい。
ぜひ一度試してほしい。ただし、他のベッティングシステムと組み合わせるときは、配当が3倍であること、1単位を2カ所にベットするので2倍の資金が必要になることを計算に入れておかなければならないので注意が必要だ。