テクニック基本~ピラミッド法
ピラミッド法はダランベール法に似たテクニックだ。
ダランベール法は最初に単位を決めたら、1回目に賭けるのは1単位だが、ピラミッド法は複数単位でベットする。
例えば1単位を1USドルと決めて、1回目のベット額を5単位の5USドルとする。そこから負けた1単位の1USドル減らし、勝ったら増やす。
ダランベール法との違いは最初にベット額だけで基本のルールは変わらない。最初にある程度の額をベットすることでマネーの動きがやや活発になり、その分利益も大きくなるというわけだ。もちろんリスクも大きくなる。
ダランベール法と同様資金の動きはそれほど大きくはない。
さまざまあるテクニックを決めるうえで重要なのはその賭け方だ。基本的にダランベール法もピラミッド法も大きく額が動くわけではない。したがってコツコツと自分が勝てるパターンを待って資金を増やしてく。
勝てるパターンが出てこなければ収益として成り立たないということは、ベットする場所が大事だということだ。パターンを見極めるのではなく、パターンが出やすいベット範囲を選択しなければならない。
ルーレットの赤と黒も、たった5回ゲームをやるだけで32通りのパターンがある。赤が5回出るパターン、黒が5回出るパターン、交互に出るパターン・・・。そこに0が加わればさらに増える。
このパターンを見極め、いつ勝てるパターンが出るかを探していても勝ち目はない。予測することは不可能なのだ。カジノゲームはまるで生き物のように私たちの意に反する動きを簡単に見せる。
パターンを予測し、タイミングを計るのではなく、勝ちやすいベット範囲を選ぶ。これがこのテクニックで勝つための最善の方法だ。
勝ちやすいベット範囲とは、その特性を知った賭け方のことを言う。前に出た色と同じ色に賭ける、違う色に賭ける、赤だけに賭けるなど、自分が決めたルールのことを言う。そのゲームの特性を掴み、勝てるパターンが出やすい範囲を選ぶこと。状況やゲームによって変えるのもいいだろう。
連勝しなければ勝てないのであればより連勝しやすい範囲にベットする、5回中3回勝てばいいのなら60%くらいの確率で勝てる範囲を狙う。最後の2回だけ勝てればいいのなら勝ちやすいタイミングを見計らって賭ける(赤が3回続いたら黒に賭ける・・・など)。
ただ、これも経験して見極めなければ使えないし、何よりタイミングとパターンの整理に時間がかかる。その上あまり正確には整理できない。
応用して自分流にアレンジするベースとして覚えておくくらいをお勧めする。