ブラックジャック基本ルール3特別ルール
ブラックジャックには通常のルールとは別に特別ルールが用意されている場合がある。
ほとんどのカジノはこの特別ルールを採用しているが、カジノによって細かくルール設定がされているので確認が必要だ。
ここでは基本的な特別ルールを紹介する。
・ダブルダウン(Double Down)
通常プレー前にベットは終了するものだが、自分のカードが配られた時点で賭け金を倍にできるシステムだ。その代わり必ずもう一枚ひかなければならないという条件が付く。次の一枚をひいて勝てる自信がある時に使われる。大きくチャンスを掴むことができるがリスクも伴うので慎重な判断が必要だ。
・スプリット(Split)
配られたカードが同じ数字の場合に使えるシステムだ。同じカードをそれぞれ別のカードとして分割し、それぞれのゲームとして勝負する。2回分のゲームを1回のゲームで行うことになる。ダブルダウンと違うのはカードをひく制限がないので何枚でもひくことができる。ただしA(1、11)が2枚の時は1枚しかひくことができない。
賭け金は最初に賭けた賭け金と同じ金額がそれぞれに賭けられるのでベット額は2倍になる。どちらか勝てば損をすることはないし、どちらも勝つことができれば大きな利益になる。
・サレンダー(Surrender)
自分のカードとディーラーのカードを見比べてどうしても勝てない、このゲームは諦めると判断したときに使う。その時点でプレーヤーの負けとなるが賭け金の半分が返ってくる。
・インシュランス、インシュアランス(Insurance)
ディーラーの表向きのカードがA(1、11)の場合に使えるシステム。このシステムを適用する申告をした後、自分が賭けた賭け金の半分を差し出す。これは「保険」と呼ばれる。この時点でディーラーは裏向きのカードをプレーヤーにはわからないように確認し、ブラックジャックだった場合、カードを表向きにする。賭け金は没収されるが、保険として差し出した金額の2倍の金額と差し出した保険金がプレーヤーの手元に返ってくる。この時点でプレーヤーに損失はないことになる。
裏向きのカードが10や絵札出なかった場合は、この時点で保険金は没収され通常のゲームが進行する。
以上が代表的な特別ルールだ。採用しているかどうかはカジノによって異なり、また細かいルールを設定している場合もある。ブラックジャックをメインでプレーするならカジノの細かいルールもしっかり確認しよう。