50%必勝法~実践編⑤
対をなす美しい結果の出方をするパターン同様、こちらも美しいグラフのような出方をするパターンだ。
グラフと言っても対のように中心があるわけでなく、典型的なパターンとしては下のようになる。
黒 黒 黒 黒
赤 赤 赤
黒 黒
赤
このように美しいグラフのような形を作る。
しかし、対をなす形のように始まりを予測し、結果をピンポイントで当てるのは難しい。この場合、このような形を作ることを予測し賭けるしかない。
たいてい同じ色が5回以上続いた場合、このような形を作り始めることが多い。だが同じ色が6回以上続いたときはこの形をなさずにただ一行だけとびぬけて出ているだけの単純なパターンになる。
こういった形を作ることはよくあるが、これを賭けに利用するのは難しいだろう。例えば、3行目の2回目のゲームが黒と予測するのはそんなに難しくはない。しかし、3行目の3回目のゲームになるとそうはいかない。そのまま黒が出る可能性もおおいにある。
使うならやはり対をなすパターンの方がいいだろう。
どちらのパターンを使うにせよ、やはり通常のテクニックと組み合わせる方が安定する。つまり、1回目の予測で当てられなかったとしても2回目、3回目を用意しておくべきということだ。これが安定したテクニックになるためには1回の勝ちで利益を出せるテクニックでなければならない。2連勝、3連勝は確率的に言って効率が良くないからだ。
単純にマーチンゲール法で4回ほど賭けられる資金を準備して、利益をあげるのもいいだろう。1回目で予測が外れたとしても、よく観察し、しっかり見極めればそれほど大きく負けることはないだろう。
ここでも他のテクニックを使うときと同じ注意点が言える。それは時間を数えないことだ。こういったゆっくりチャンスを待つようなテクニックはそのもどかしさからいつまで待てばいいのかという思考に陥ることがよくある。そうなったときに待ち切れずに賭けてしまうとこのテクニックは意味をなさない。肝心なのは待つこと。そうすれば必ずチャンスが現れる。ときには長い時間現れないこともあるが、それでも待たなければならない。
重要なのは最初に決めた自分の中でのルールを守りぬくことである。
いくら負けたら諦める、この額はこのテクニックで稼ぐなど最初に決めた自分との約束事をしっかり守ることである。なぜなら負けたときに必ず思う、やっぱり自分が正しかったと。