50%必勝法⑥使えるゲーム
このテクニックは使えるゲームが限られる。50%のベット範囲ならばどれでもいいと良わけではない。
このテクニックは結果を操作できないことが条件だ。例えば、ルーレットは球が落ちるのをただ見守るだけ。プレーヤーが球を回すわけでもないし、ディーラーが結果によって次のゲームを操作するわけでもない。
しかし、ブラックジャックは違う。ディーラーは定められたルール通りカードをひくだけだが、プレーヤーはその結果を操作することができる。完全な操作と言う意味ではなく、配られたカードによって次の行動を選択できるということだ。カードをヒットするかスタンドするか、選ぶことができるのだ。その選択によって勝ち負けに大きく影響する。負けるか勝つかで言えば50%だが、選択によって結果が変わるゲームには使用できないのだ。
バカラは操作することは出来ない。ルールは定められていて、そのルールに従ってカードが配られる。プレーヤーもディーラーもそのルールの支配下にあり、自ら選択をしてカードを選んだり配ったり出来ない。
つまりルーレットとバカラに使えるというわけだ。
それ以外にも50%といえるゲームは存在するが、私はルーレットとバカラ以外で試したことがない。試してみるのはいいが、ルーレットとバカラで実証済みなのでそれらをプレーして使用することをお勧めする。
このテクニックは自然の現象を利用する。ディーラーやプレーヤーがゲーム自体に参加するような、その選択によって結果が変わるようなゲームには使えないのである。
カジノのゲーム結果には様々な自然の法則が影響する。大数の法則、確率、乱数。それらはあるパターンによって法則通りの動きをするのだ。操作された結果ではこの自然の法則たちが崩れてしまう。ブラックジャックでは使えない理由がそれだ。
この自然の法則が見せる動きを利用して当てるわけだが、これが難しい。多くのプレーヤーはこの影響を読み取ろうとし失敗する。しかし、その法則の一貫したパターンを見つけることができれば後はそのパターンを待つだけで簡単に当てることができるのだ。少々複雑だが慣れてしまえば簡単だ。
これで50%のベット範囲におけるテクニックの概要説明は終わりだ。次からはいよいよその中身について説明する。