テクニック基本~パーレー法(逆マーチンゲール法)
パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれ、その名の通りマーチンゲール法を逆に賭けていくシステムだ。
勝てばベット額を倍にする。負ければ1回目の単位に戻す。
配当2倍で5連勝した時と、5連敗した時を比較してみると以下のようになる。
5連勝した場合
回数 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
ベット額 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 |
支出 | -1 | -1 | -1 | -1 | -1 |
配当 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 |
利益 | 1 | 3 | 7 | 15 | 31 |
5連敗した場合
回数 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
ベット額 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
支出 | -1 | -2 | -3 | -4 | -5 |
※1=1USドル
※配当は2倍
連勝した際には大きな利益になる。どこで負けても、最初に賭けた額だけしか失わない。
勝てば大きく、負けても小さい。非常に優秀なベッティングシステムと言える。
たとえ連敗し続けたとしても毎回最初に賭けた額(上の表だと1USドルずつ)を失うだけだ。
自分で止めどころを決めて、出た利益をしっかり手元に入れられればローリスクでゲームができる。
連勝は何度も続く必要はなく、連勝して得た金額が、失敗し続けて失った金額を下回らなければプラスになる。
パーレー法で利益を得るには、連勝しやすいことが絶対条件だ。しかも、連勝するだけではなく自分で決めた回数連勝すること。2回の連勝だけで止めてしまうと、1USドルの場合利益は3USドル。これでは3回負けてしまえばもう利益はない。少なくとも3回以上の連勝を勝ちとして自分のベッティングシステムを設定しないと話にならない。
パーレー法を使うときは、次のことに注目してゲームを選ぼう。
・ゲームやベット範囲は連勝しやすいか。
・連勝する頻度は勝つために十分な頻度か。
・その頻度で勝つには何回目で勝ちとし、利益を得るか。
もちろん予想外のことも起きる。それがカジノだ。それを踏まえて勝てるテクニックかどうかを見極めなければならない。
しかし、2倍配当のゲームは2択。2択であればある程度連続して同じ結果になるのは当然のことだ。
問題なのはその賭け方にある。ルーレットの赤と黒に賭ける場合、賭ける際のルールが問題だ。
ここで言うルールとは自分の中に設けたルールである。
例えばこのようなルール。
「前回と同じ色に賭ける」
「前回と違う色に賭ける」
「ひたすら黒に賭ける」
「過去10回のゲームのうち多い方に賭ける」
他にも例をあげれば数限りないが、このルールを間違えるといくら注意して回数やベット額を決めたところで負けてしまう。
このルールの決め方は別の記事で説明する。