確率~大数の法則と確率計算
大数の法則は、1回1回の試行が独立であっても互いに影響し、回数が増えていくごとに確率に近くなるという法則だ。
ルーレットの赤と黒の確率が50%であれば、数回のゲームにおいては偏りがあるように見えてもゲームの回数が増えていけばそれだけ50%の確率に近い結果数が見えてくるということだ。
実際は数万回結果を試さなければ確率に近い結果にはならず数百回、数千回程度では結果に偏りがみられる。
だが小さいながらも短いゲーム回数で影響もみられる。
1回1回の独立事象が互いに影響しあうというのはこの大数の法則が関係している。
次のゲームで赤が出る確率と、赤が5回連続する確率は違うということだ。
ほとんどのプレーヤーはここを理解していない。カジノのゲームはすべて独立事象であるから「赤は5回続かない」「赤の次は同じ色が出る」などの連続する結果の予測に意味はないという。
これは大きな間違いで、独立事象による確率は連続する確率とは別物である。
カジノの確率は数字で計算した結果と大きく異なることが多い。例えば赤が4回連続する確率は50%×4回で6.25%。100回のゲームで6回しか出ない計算になるが実際はもっと頻発する。
数字での計算は当てにならない。いくら数字で確率の低いテクニックや結果を示されようと信用してはいけないということだ。
感覚は経験で掴むしかない。赤が何回続くか、1~12が何回続くか、何度目でどこのベット範囲に移ったか、こういった情報は計算による予測は意味を持たない。
これらを踏まえたうえでテクニックとベット範囲を決める。少し難しいように聞こえるが難しくはない。
要は、独立事象だからと言ってゲームの予測が当てにならないというわけではない。さらに、計算上の確率は信用してはならない。目で見た結果を最も信用すべきだということだ。
カジノをプレーする上で数字を信用してはいけない。
ゲームには必ずベットタイミングが存在する。ルーレットはその数字の並びから赤と黒はすぐに結果が変わりやすいが奇数と偶数になると、ここは同じ結果が大体2つずつ並んでいるので前のゲームと同じ結果になりやすい。
こういった特徴は経験しないとわからない。ルーレットの必勝法の記事でこの特徴は記述するが大事なのは自分の目で見た結果を信用するということだ。
数字や計算に惑わされていはいけない。