必勝法の材料~ルーレット②奇数と偶数
奇数と偶数は赤と黒同様50%で、賭け金は2倍になる。
赤と黒は1個ずつ交互に並ぶのに対し、奇数と偶数はほぼ2個ずつ並んでいる。この差は大きく結果に影響する。
赤と黒はその結果が変わりやすい特性を持っているが、奇数と偶数は同じ結果が続きやすい。
前に奇数が出たら次も奇数。この特性を利用してベットする。
実はここも6回以上連続した結果が出にくいベット範囲だ。6回以内に連続する結果と異なる結果が出る。もちろん続いて同じ結果が出る時もあるがそれほど多くはない。
赤と黒は6回以上同じ結果が続きやすい場合もある。偏りが激しいと極端に連続して同じ結果が出てしまう。
しかし、奇数と偶数は偏りが出にくい。安定してまんべんなくどちらの結果も出ている。
たとえ6回以上同じ結果が続いたとしても赤と黒のように10回20回はほとんどない。続いても7回、8回だ。10回以上続くことは1年に数回くらいしか見たことがない。
奇数と偶数を使うならマーチンゲールやパーレー法など1度当たれば利益が出る方法や、連続する結果で稼ぐ方法が向いているだろう。ただ、安定はしているが長く連続はしないので止めどきは慎重に選ばなければならない。
しかし、最も恐ろしいのは、負けにくいところだ。
このベット範囲は本当に負けない。もう駄目かもしれないという予測も見事に裏切り当たってくれる。6回目で負けたとしても赤と黒のように10回以上連続して出ることがほぼないので、7回目、8回目をベットしてしまう。
連続した結果がそれほど続かないならいいかもしれないが、ここで負ける時は特殊なケースである。ルーレットをプレーしているとそう珍しくもないケースだが、プレーヤーにとっては通常の確率計算では思いもよらない事態に思えるかもしれない。
それは「0」があることだ。この「0」は本当に厄介で、私の負けの5割はこの「0」にやられたと言ってもいい。
では0がどれほど危険なのか説明する。