ルーレット必勝法~第3段階1
ルーレットのベーステクニックで60%が第1段階、ココモ法が第2段階と説明した。ここからは第3段階を説明したい。
第1段階、第2段階で負けてしまった時点で、チップ33枚の損失となる。
第3段階ではこの33枚の損失を取り戻すことに注力する。
取り戻すといっても、33枚取り戻すとなると細かくテクニックの数字を計算しなければならないので、チップ33枚に対し、第3段階で出す利益は40枚とする。
これはココモ法で8回目で勝った時とほぼ同額の利益になる。ココモ法では7回目のベット額がチップ13枚。そして8回目のベット額はチップ21枚になる。7回目で負けている時点で33枚のマイナスなので40枚取り戻すと7枚の利益が生まれる。ココモ法で8回目で勝った場合の利益は9枚。第3段階で7枚の利益を得るということはココモ法の8回目で勝つこととほぼ変わらない。
であれば、第3段階など作らずそのままココモ法で賭け続けた方が楽ではないか。
確かにそっちの方が早い。しかし、7回以上ココモ法を続けて負けた場合、その金額を取り返すのはもう無理だ。
ルーレットのテクニックは、負けたときにゲーム前より残高が多く残っていなければならない。ココモ法は8回以上賭けるとなると急に賭け額が大きくなる。もちろん回数を重ねるごとに損失はどんどん膨らみ、10回目の時点では143枚の損失になっている。7回目までは33枚だった損失が、たった3回増やすだけで143枚になるのだ。143枚取り戻すにはそれなりに大きな額でそれなりの回数ゲームをプレーしなければならない。
第3段階のテクニックはどんなテクニックを使ってもいいというわけではない。そのテクニックは限定的だ。必ず守らなければならないルールがある。これを守らなければ第3段階のテクニックとして成立しなのだ。
そのルールの特性上143枚のチップを取り戻し、さらに利益をあげることを目的にしたテクニックは現実的ではないと言える。
もっとも重要なこの段階においてどのテクニックをどういうルールの下、設定しなければならないのか、それを説明しよう。重要な項目なので必ず読んでほしい。