ルーレット必勝法~第3段階ココモ法改良版1
ココモ法はもう分るだろう。そのココモ法を改良して、よりリスクを抑えたのがこの方法だ。改良と言っても説明すれば中身は非常にシンプルで、数字だけ気を付けてみていれば難しいことはない。
どこを改良したのかというと、利益を少なくし、より長い回数プレーするために、もしくはより低い資金でプレーするためにベット額を調整したものだ。
その改良での数字の調整はなんパターンも考えれば考えただけ生まれるが、私が使用していたのは主に2パターンである。
まず、利益を常に一定にし、マーチンゲールでの第3段階同様4回の勝ちで1ターンを終わらせるため作った改良版だ。数列にすると以下のようになる。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | |
ベット額 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 |
支出 | -1 | -2 | -3 | -5 | -8 | -12 | -18 |
配当 | 3 | 3 | 3 | 6 | 9 | 12 | 18 |
利益 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
※1=チップ1枚
これは利益を一定にし、より低いベット額で賭けられるようにしたもので、第3段階におけるチップの単価が高いために作ったものである。
第3段階は第1段階の10倍の単位で賭けるため、より小さな額で勝負できなければいけない。それはベットリミットがあるからだ。
例えばベットリミット最高額が300USドルだとする。
通常のココモ法では第3段階において300USドル以上賭けられないとなると、チップの最大単価は5USドルになる(正確に言うと9USドルだが計算が複雑になり、さらにベットするときの数字も複雑になって間違いやすいので普通はキリの良い数字を使う)。
5USドルでマーチンゲール法を行うと、6回目で160USドル賭けることになる。ということは第1段階、第2段階の単位はその10分の1、0.5USドルになる。ココモ法での時給換算でいけば、1時間25USドル。
しかし、上のココモ法改良版であれば50USドルで第3段階を賭けても7回目のベットは300USドルになる。第1段階、第2段階をその10分の1、5USドルでプレーすることができ、時給にして250USドルだ。
これがココモ法改良版の大きなメリットとなる。より大きな単位で賭けができるということは目標額に到達するまでの時間が短いということ。時間が短ければ勝つ確率もぐっと上がる。
賭け方だが、第2段階において出ることのなかった1カ所を除いた2カ所に最初のベットをする。後は第1段階と第2段階、これらと同じ要領で行う。もちろんゲーム回数は7回まで。7回負けたら1ターン終了になる。
マーチンゲールでは1USドルを最初の単位にした場合、663USドル必要だったが、これなら第2段階までの支出33USドルと、第3段階で10USドルを単価として賭けて、7回プレーするための180USドルを合わせて、213USドルでプレーできる。マーチンゲールの約3分の1だ。4時間勝てれば利益が生まれる。
ただし、この方法はマーチンゲールほど安定感がなく、負けてしまうときは連続で負けてしまうこともあるので注意しよう。とはいえ、4時間以上勝てる時も豊富にある。全体としてそちらの時間の方が長いだろう。