ディーラーがバーストする確率~ブラックジャック必勝法
ディーラーは数回以内に必ずバーストする
ディーラーは17以上になるまでカードを引き続けなければならない。
これはつまり、ディーラーは16以下では勝負することができない。ということはそれだけディーラーがバーストする可能性が高くなるということだ。
その確率は状況により変わるので一定ではないが、25%から場合によっては50%以上の確率となるのだ。
ディーラーの表向きのカードが強いカード、つまり10やAである場合にはバーストする可能性は低い。裏向きのカードを見せたときにその時点で17を超えている可能性が高くなる。
しかし、ディーラーのカードが弱いときは逆にバーストする可能性が高くなる。
6以下である場合。この時Aは除外される。6以下のカードがディーラーの表向きのカードである時はバーストする可能性が高くなる。
これらの判断基準はどこにあるのかというと、ディーラーの裏向きのカードはすべて10としてカウントするという法則が根拠になっている。
ディーラーの表向きのカードが10であった場合、裏向きのカードを10としてカウントすると、ディーラーの手札は20となる。こちらも20以上にしなければ勝負ができないが、20にするためには自分のカードが10以下でなければヒットするのは危うい。
しかし、ディーラーのカードが6以下である場合、ディーラーの裏向きのカードを10とカウントすると合計は最大で16。例えばディーラーの裏向きのカードが10以下であったとしても、どの道ディーラーは必ずヒットしなければならなくなる。14や15でヒットしたとしても、ディーラーがバーストしないためには小さな数字のカードが必要となる。
別の記事でも示したが、デッキの30%は10なのである。つまり、ディーラーが運よく小さな数字を引き当てることは、確率的に見て少ない。
このことからディーラーは数回に1回は必ずバーストするようにできている。
ブラックジャックではセルハイエナ法はかなり有効な手段となる。
ただし、ベットリミットの大きなテーブルでは何も賭けずに傍観することは出来ない仕様となっていることが多い。そのため、ある程度の戦略は必要である。