ブラックジャック基本ルール2プレー方法
ブラックジャックはトランプを使うテーブルゲームである。
まずディーラーがプレーヤーへ1枚カードを配る。カードは表向きに配られる。
続いてディーラーは自分にも1枚カードを配る。これも表向き。
そして2枚目をプレーヤーに、表向きで配る。最後に自分に2枚目を裏向きで配る。
これでプレーヤーの手元には表向きのカードが2枚。ディーラーの元には表向きのカード1枚と裏向きのカード1枚が配られている。
この時、プレーヤーはもちろんディーラー自身も裏向きのカードはなんなのかは知らない。
プレーヤーとディーラーとで2枚以上のトランプの合計が21により近い方が勝ちである。
カードが配られた後、プレーヤーは表向きの自分の手札を見てもう一枚ひくか、このまま勝負するかを決める。
特に時間は決まっていないがだらだらと長引かせるのはマナー違反だ。海外、特に欧米はマナーにはうるさいので気をつけよう。
プレーヤーが手札をこれ以上ひかず、その段階でのカードで勝負するとディーラーへ申告すると、ディーラーは自分の裏に置かれたカードをめくる。
その合計が17未満であればディーラーは必ずカードをひかなければならない。
16以下でディーラーが勝負をすことはない。必ず17以上になるまでひき続ける。そして17以上になったときにプレーヤーとディーラーどちらがより21に近いかで勝敗がきまる。
ちなみに手札をひいたことによって合計数字が21を超えてしまった場合は、無条件で負けとなる。相手も21を超えているなら「引き分け」だ。この21を超えてしまうことをバスト、バースト(bust)と呼ぶ。
カードが配られた時点で、プレーヤーがカードをひくことをヒット(hit)、カードをひかずその時点での手札で勝負することをスタンド(stand)という。このバスト、ヒット、スタンドはとても頻繁に使われるので覚えておこう。
カードは6デッキを使うのが通例だ。数え方は描かれた数字とは少し異なるので注意しよう。
2~10はその数字のまま数える。10、ジャック(J、11)、クイーン(Q、12)、キング(K、13)はすべて10として数える。エース(A、1)は21を超えない場合は11として数えるが21を超えた場合には1として数える。
10、A、Q、KのどれかとAで21になることを「ブラックジャック」、「ナチュラルブラックジャック」、「ナチュラル21」と呼ばれ最も強い手札となる。他の数字を組み合わせて21を出すよりもブラックジャックの方が勝ちになる。
勝てば配当は2倍、ブラックジャックで勝てば2.5倍。
ヒット・・・カードをひくこと
スタンド・・・カードはひかず勝負する手札が決定すること
バスト・・・21を超えて負けること
ブラックジャック・・・10、もしくは絵札とAで21になること
数え方・・・絵札はすべて10として数える。Aは1もしくは11として数える。
以上を押さえよう。