ギャンブルとビジネス
ギャンブルをビジネスにするには覚悟が必要だ。基本的に自分でビジネスを始めるにはそれなりの覚悟がどうしても必要にはなるが。
しかし、ギャンブルとなると少し特殊だ。
ギャンブルには日本人はあまりいいイメージを持たない。海外では娯楽として親しまれているが、日本のギャンブルは麻雀やパチンコといった黙々とやりこむものばかりだ。華やかで社交的なカジノとは真逆の性質を持つ。そのためギャンブルでお金を稼ぐというとお金を費やし、いくらも負けがかさみ、たまに勝ってはまた負けてというだらしのない印象を持たれてしまうのである。特に日本人はとても嫌う。
もちろん遊びとしてオンラインカジノをプレーすることもいい。そもそも遊びとしての素質は十分すぎるくらいあるし、遊べるお金を自由に使うのはごく当たり前のことだ。カジノは当たりやすく負けにくく、賞金も大きい。さらにゲームの種類も豊富で飽きることはない。毎日のように新しいゲームや新しいイベントに出会うことができ、新鮮で斬新なゲームがいつでも楽しめる。
ギャンブルをビジネスにするというのは、働き方の問題である。まっとうに会社に勤め、真面目に働くのだけが仕事ではない。歌や踊りが下手でも、お金がもらえる仕事があるように、真剣に取り組み報酬が得られればそれは仕事になる。
恐らくオンラインカジノで稼いでいる人の中にはまるで遊びのような感覚で稼いでいる人もいるだろう。逆にとことん真面目にやっているのに全く稼げない人もいるに違いない。しかし、両者ともやっている仕事はきっと変わりない。うまいかへたかの違いはあれど、ギャンブルをビジネスとしているのだから。
私もギャンブルでお金を稼ぐことには抵抗があった。周りからの目はもちろん気にしたし、最初は恥ずべきことだと思っていた。それは大きな間違いである。
稼ぐことができなければ人は見下し批判する。会社に勤め自分で何かを始める勇気もない人たちは危険を冒す人間を理解できないのだ。しかし、稼ぎ始めると周りの目は変わる。急にうらやましがられ根掘り葉掘り聞いてくる。
歴史を振り返れば、何かを始める人間は必ず苦労するものだ。批判され蔑まれ、間違いだといわれる。私はその考えこそ間違いだと思う。始めなければ何も生まれない。もし私がギャンブルを馬鹿にし、興味も持たず、会社に勤め、平凡に働いていれば、大きな苦労もせずに済んだ。しかし、こうして成功した話を公開することもなかった。
大切なのは踏み出すこと。その1歩が本当に必要なら、どんなに周りに批判されようとも踏み出すことだ。