50%必勝法~実践編③
前の記事では必ず美しい対をなすと説明したが、ほとんどの場合、最後の1回が対をなさない結果となる。
前回の記事の例でいえば、もし美しく対をなしていれば下の図のようになる。
赤 赤 赤
黒
赤
黒 黒
赤
黒 黒
赤
黒
赤 赤 赤
しかし一番最後の赤、9行目の3回目の赤が違う結果となる。
赤 赤 赤
黒
赤
黒 黒
赤
黒 黒
赤
黒
赤 赤
黒
こうなるわけだ。ここが対をなしているパターンの終わりを示しているケースがほとんど。この後はたいてい対をなさずに他のパターンに切り替わる。全てのパターンがこうなるわけではないが、ほぼこのパターンに該当する。
要はまず、対が現れるときはある行を中心にそれ以前の結果と全く同じ出方をし始める。これが対の始まりだ。前の対に合わせて賭ける。しかし、最後の1回は対をなさずに反対の結果が現れる。ここは賭けるのを止めるか、反対に賭ける。
ではどこが対の終わりとなるのか。それは対の中心の前半部分を見ればわかる。わかりやすくもう少し少ない回数での対をなすパターンを示そう。
黒 黒
赤 赤
黒 黒 黒
赤 赤
黒 黒
この対の中心はもちろん3行目の黒だ。美しい対を描いているが最後は黒は2回続かずに赤が出る可能性が高い。
3行目の黒が3回出た後、赤が出た時点で対をなそうとしていることが分かる。次に赤が出た時点で前と同じように黒に賭けるのだ。黒に賭けて当たった後、対の中心の前半部分通り、もう一度黒に賭けるのは危険である。崩れて赤が出る可能性が高い。つまり行の終わりの最後の結果はそれ通りにいかないということだ。必ず狂うのは対の中心以前の行の最後。行の最後が最も狂いやすい。そしてそこが狂えばそれが1ターンの終了を意味している。
対をなしているときに賭けるなら行の中部分、行の一番最後には賭けない。
ここで覚えてほしいことは以下だ。
・50%のベット範囲は時に美しい対をなす。
・ある一行を中心にそれより上部分と同じ結果が出始めたらそこが対の中心となる。
・中心を見つけたら前半部分と同じように賭ける。
・行の一番最後には賭けてはいけない。
そしてこのテクニックをさらに確実とするための基準がある。結果をメモしていくと見つけることができるのだが、それが対の終わりの見極め方、賭ける場所の見つけ方を示してくれるのでよく読んでほしい。