2in1法は負けを取り戻すためのベッティングシステムだ。

モンテカルロ法と似ており、やり方もほぼ変わりない。

紙に負けた額を書く。その額を再度ベットし、負ければ右端にベットした額を書きたす。勝てば両端から数字を1つずつ消す。数字がなくなれば負けた額を取り戻せる。

2倍のゲームで行うシステムだ。

2回の負けを1度の勝ちで取り戻せることからこの名前が付いた。

このシステムはあくまで負けを取り戻すのに用いる。つまり利益は発生しない。

私の必勝法では絶対に使うことないシステムだ。

なぜなら、私のやり方は負ける回数を抑え、勝つ時間を長くする。負けたときの残高がゲームを始めたときより増えているかどうかで勝敗が決まる。それを繰り返しどんどん資金を増やしていく方法だ。

つまり負けるまでに必要なのは残高を増やしていくテクニック。利益の出ないテクニックは使わない。

負けを取り戻すためだけのテクニックであれば私の必勝法には必要ない。

負けを取り戻すという観点から言うとモンテカルロ法同様非常に優秀なテクニックだ。

キャンセレーションシステムと呼ばれ、目標額を分割して、ローリスクで達成する方法のこと。

稼ぎたい額を1回ではなく分散して賭けることでリスクも分散され、何よりチャンスが増えるというシステムだ。勝負回数を増やすことでより安全に確実に目標に到達するシステムだ。

確かにカジノは比較的利益を出しやすい。何時間も勝ち続けられるゲームだ。そこで1度でも負けてしまうと、そこまで簡単に勝てていたのに、あまりに多くを失うためやり切れなくなる。その結果に納得できないという衝動にかられるのだ。そう言った時は決まって冷静な判断ができないものである。

そんなときにこの2in1法を使うのはいいかもしれない。見極める力や経験がなくてもある程度勝つことができるし、負けるリスクも少ない。

利益は生まないが、負けを取り戻すには向いているテクニックだ。