テクニック基本~ベアビック法
ベアビック法は勝率94.5%と言われているベットシステムだ。
ルーレットでのみ使用するテクニックで、利益はベットした額の1単位分。
36個ある数字と0の中で35個数字を選び賭ける。1USドルを1単位とすればベット額は35USドル。利益は1単位分の1USドル。
通常は0を外してベットするのが一般的だがあまり関係はないだろう。
とにかく35個の数字どこでも構わない。たまたま外した2個の数字に入る確率は5%の計算になり、負けることはないだろうとされている。
私個人の意見を言わせてもらえばこれはベッティングシステムと呼べる代物ではない。
オンラインカジノでは機械画面でプレーするタイプとライブで実際人間のディーラーがゲームを進行するタイプがある。
ベアビック法はどちらにも使えるテクニックだが、まず人間のディーラーが進行するタイプのルーレットではこの方法は使えないだろう。
理由としてはベットする時間が短いことだ。
35個の数字に賭けるには40秒以上は欲しい。そんなに時間はない。
リベットボタン(前にベットした範囲と全く同じ範囲、額を自動でベットするボタン)を使い何回かに分けてベットする方法なら可能だが、それにしてもどうだろう。
機械画面でプレーするタイプでも向いているとは言えない。機械画面でのゲームは当たる回と外れる回を機械的にランダムではあるが決められている。10回や20回に1度は確実に負けると思った方がいい。
このシステムがベッティングシステムとして成り立たない点は1度のベットに35枚のチップが必要であるという点だ。35回以内に負けてしまえば最終的な利益にはならない。まだオンラインカジノをプレーしていない人にもわかるはずだ。
36回目の勝ちから初めて利益として成立するのだ。利益と言っても毎回1単位ずつ。1USドルなら35USドルベットして、1USドルずつ。とても残高を増やしていけるとは思えない。
機械画面でのゲームはベット時間に制限はないが実際のルーレットではありえないような結果がいとも簡単に出る。35か所以外の2カ所が2回、3回当たることは当たり前として考えた方がいい。
このベット方法は危険極まりないうえに利益が低すぎる。これならまだマーチンゲール法の方が優秀なベッティングシステムだろう。