確率~確率の信用性①第2段階の確率
ここまでギャンブルにおける確率の基本的な知識を説明してきた。しかし、もう少し基本的な話が続く。
ここで、今までの知識を使って実際カジノの確率について調べてみよう。頭の体操程度に聞いてほしい。
私の説明したルーレットの確率についてだ。コラムベットで3カ所のうち、2カ所に賭ける。その後2回以内に外れればそれぞれがココモ法に変わる。これを第2段階と呼んだが、この第2段階について確率を考えてみよう。つまり、ココモ法でコラムベットに賭けた際、7回出ない確率(=7回以内に出る確率)を出す。上記のテクニックについて知りたければ過去の記事を参照してほしい。
まず、確率の出し方はパスカルの言うとおり、出ない確率から計算する。
コラムベットで1カ所に賭けた場合、出ない確率は37分の25。0も含めて37個ある数字のうち12カ所が当たりとなる数字だ。残りの25個が外れの数字となる。ちなみにヨーロピアンルーレットでの話だ。私のテクニックがヨーロピアンルーレットで使用しているからである。
次に7回連続で出ない確率は37分の25を7乗すれば出る。
25/37 × 25/37 × 25/37 × 25/37 × 25/37 × 25/37 × 25/37
これを計算すると31分の2となる。6.4%だ。つまり、7回連続で賭けていない他の2カ所が出る確率は6%。7回のうち1度でも賭けている1カ所が出る確率は94%である。
7回のゲームで1ターン、この1ターンが6%なので、700回ゲームをすると、うち6ターン、連続した7回で6ターン分の42回のゲームにおいて負けることになる。
1ゲーム30秒だとして700回ゲームをするには21000秒。5時間50分ほどだ。6時間としよう。うち42回負けるゲームがあるのだから、時間にすると1260秒、20分ほどだ。
1ターン210秒、3分30秒である。
負けるターン 100ターン中6ターン 6時間中20分
負けるゲーム 700ゲーム中42ゲーム
もう少しわかりやすく記載すると、360分やって20分負ける=90分やって5分負ける。1ターン3分30秒なので、だいたい60分やって1回負ける計算になる。
私のテクニックでは確率論的に言えば1時間に1回負ける計算になるようだ。