確率~独理事象の認識間違い
カジノでテクニックの基準となるのが「確率」だ。結果を言うとカジノにおいて数字や計算を信用してはいけない。
よくこんな記事を目にする。
「カジノゲームは独立事象なので前回のゲーム結果に左右されない」
ガラポンをご存じだろうか?よく福引きや抽選会で使われるもので、6角形の大きな玉の入った箱を回し、出てきた玉の色で商品が当たるゲームだ。
このガラポンは一度抽選すると中の玉は1つ減る。
最初に100個玉が入っていれば、最初の確率は100分の1。
しかし11回目のゲームになると中の玉は10個減っているので、確率は90分の1に変わる。
ゲームの結果は前の結果に左右される。
しかし、ルーレットは前に出た数字がホイールから消えるわけではない。常に0と36個の数字が存在し、確率も何回目のゲームでも変わらない。
これが独立事象と呼ばれるゲームだ。
カジノにはこの独立事象とそうでないゲームが存在する。
例えばカードを使うようなゲーム、ブラックジャックやバカラは前に出たカードの種類によって、次のゲームで出てくるカードの枚数は少なくなる。
こういったカードを使うゲームは前のゲーム結果に左右されると言える。
しかし、実際はカードのデッキ数が1デッキと言うことはないので左右されることはない。ある程度カードの枚数が消化されれば新しいデッキを用意するのが常だ。
よってカジノのゲームはその全てが独立事象であると言っていい。
つまり確率は何回目のゲームだろうが、前にどんな結果が続いていようが常に一定なのである。
確率が一定で、前の結果が関係ないのであればテクニックを使う際にベット範囲を決められないだろう。
オンラインカジノのプレーヤーはそのほとんどがこういった見解を示すが、これは大きな間違いである。
正確に言うと、独立事象だろうと、結果は前のゲーム結果に影響される。
独立事象とは1回1回の確率が他に影響されず、一定だということである。
しかし、あくまでそれは1回1回のゲームにおいてだ。ゲームの全体を見ればその結果が互いに影響し合っていることがよくわかる。ここを利用して必勝法を見つけるのである。