バカラ基本ルール2ゲームルール
バカラの基本ルールは、配られたカードの下1ケタが大きい数字の方が勝ちということだ。
プレーヤーサイドとバンカーサイドに2枚ずつカードが配られる。ブラックジャックのように1枚だけ伏せられるということはなく、すべてのカードを表向きに配る。その合計した数字の下1ケタだけで勝敗が決まる仕組みだ。
カードの数え方はブラックジャックとほぼ変わりない。
2~9はそのまま数字通り数える。10、絵札は0として数える。Aは1。
下1ケタが大きい方、つまり9に近い方が勝ちとなり、勝った方にベットしていた客に配当が配られる。
プレーヤーが勝つ方に賭けていた場合、配当は2倍。
バンカーに賭けていた場合配当は1.95倍になる。つまり賞金の5%が引かれて返ってくるわけだ。このひかれた賞金はカジノの取り分となる。
バカラは細かく確率を計算するとバンカーの方がほんの少し有利だ。しかし勝負を左右するほど大きな差ではないためベットにはほとんど関係ないといってよいが、この有利であるバンカーサイドの賞金から差し引く金額をカジノの売り上げとしている。
この差し引かれる金額のことを「コミッション」という。
そして引き分けも存在する。プレーヤーサイドとバンカーサイドが同じ数字であった時は「引き分け(TIE、タイ)」となり、引き分けに賭けていた場合は9倍になって返ってくる。
したがって、ベットできる場所は3カ所。プレーヤー、バンカー、タイのどれか。もしくは同時に2カ所、プレーヤー、バンカーどちらかと同時にタイに賭けることは許されている。
一部インターネット上ではプレーヤー、バンカーどちらかにベットしていて、タイになった場合、ベット額は返されるという説明があるが、これはサイトによって異なる。没収される場合もあるので確認しよう。
カードが2枚ずつ配布された後、その合計の下1ケタによって次のカードが配布されるかどうかが決まる。
カードが配られることを「ヒット(Hit)」、カードは配られずその時点での手で勝負することを「スタンド(Stand)」と言う。ブラックジャックと同じ用語だ。
最初に話したと思うが、ヒットするかスタンドするかを客はもちろんディーラーも選ぶことはできない。
そのルールは明確に決まっている。
どちらかが8、もしくは9のときはそこで勝負が決まる。
また、プレーヤーサイド、バンカーサイド双方が6、もしくは7の時もそこで勝負が決まる。
この2パターンの時はカードはどちらにも配られない。
プレーヤーサイドが5以下ならプレーヤーサイドに3枚目が配られる。
バンカーサイドへのカード配布は以下の表に従って行われる。