カジノ情報④カジノのイカサマ
カジノと言えばイカサマのテクニックが有名だ。カジノのプロプレーヤーと言うとイカサマのテクニックがプロのプレーヤーをイメージされるものだ。日本のヤクザ文化や独特のギャンブル文化によりそう言ったイメージが付いてしまったのは言うまでもない。
ギャンブルの特性上そう言ったテクニックが存在しないわけでもない。しかし、ここで言うテクニックと言うのはあくまでプレーヤーが使うテクニックである。しかしこれらは使ったとたんカジノ側に知られてしまうだろう。
カジノが恐れているのは事実に基づいた噂だ。
「あそこのカジノはイカサマを使ってもばれない」
その噂だけで致命的な打撃を食らう。
ほとんどのカジノはディーラー以外に監視役のスタッフが常にテーブルを監視している。テーブルそのものにも最新鋭のカメラなど防犯システムが備えられているし、カメラの数は恐らくどの施設よりも多いだろう。
一般的にイメージとして持たれるのはプレーヤーのイカサマではなくカジノ側のイカサマだろう。
「ルーレットの玉は狙った場所に落とせる」
「思い通りのトランプを出すことができる」
「サイコロに仕掛けがある」
ネバダ州はカジノに対し、非常に厳しい規制を敷いている。一つでもイカサマが発覚すればその噂はたちまち広がり、経営が危うくなることはもちろん、州から営業停止を言い渡されるケースもある。
もう一度言うがカジノが恐れいているのは事実に基づいた噂だ。
同じタイミングで同じ場所から玉を投げ入れたとしても全く違う場所に入るのがルーレット。たとえスーパーコンピューターを使ったとしてもその予測は不可能だと言われている。もともと乱数を用いた確率計算に使われていたものだ。予測する、狙うなど絶対に不可能な仕組みがある。乱数の計算は博識な数学者へ尋ねてもらうとして、ルーレットのホイールはイカサマができるような代物ではないのだ。
同じようにトランプ、サイコロもイカサマは出来ない。
現代のカジノはいかにフェアなプレーをするか、それ自体が競争になるくらいで、イカサマをするのもされるのも100%排除されていると言える。カジノ内でそう言った行為をするのはもちろん法律にも違反しているので行うべきではないが、行うこと自体かなり難易度は高い。カジノ側がイカサマをすることも私たちが想像している以上に大きなリスクを伴う。
そしてカジノにはそれを行う理由がない。